I'm Your Man
Columbia
Columbia
レコードジャケットって結構中身のクオリティを反映するのだけれど、レナードコーエンの場合、結構食い違っていることが多々あり。このアルバムもそのひとつ、ジャケットだけだと「どうかなぁー」と思うのだ・・・。が!!いざ聞くとのっけからやられます。全曲すばらしいが、1.First We Take Manhattanの切り込むような詩や、5.Take This Waltzの女性ヴォーカルとの掛け合いの絶妙さ、やはり女性好きのレナード大先生です。そしてなぜかカントリーの大御所ハンク・ウィリアムスへの賞賛とも哀れみともつかぬ深遠なる8.Tower Of Songで締めくくられるこのアルバムは傑作です。話はジャケットに戻るが、なぜかバナナを持つ本人の単なるポートレイトジャケットに、他のミュージシャンたちも「れれれっ?」と思いつつ。みんなはめられているようで、トリビュートアルバム「I'm your fan」では各アーティストがバナナ持っている写真です。でも誰一人として曲はレナード本人の声には勝っていないと思います。
ローリング・サンダー・レヴュー (初回限定盤 DVD付き)
ソニーレコード
ソニーレコード
今でも比較的安価に手に入る通常版と異なり、この初回限定版はDVD付き。しかし、その内容は、ブルーにこんがらがって、Isisの動きつきとAudio Onlyの延べ3曲のみ。どうせ3曲しかいれないなら、It ain't me, babeやジョーン・バエズとの競演など、もっと優れた演奏をとりあげてもらいたかった。とはいえ、CD2枚の演奏は圧倒的にすばらしく、文句のつけようがない。そういう観点からは、通常版でも十分と言えるかもしれないが、Dylan信者なら、やはり手が出てしまう。高い値段で買うときはよく考えて。
昨日よりも若く(完全生産限定紙ジャケット仕様)
Sony Music Direct
Sony Music Direct
ザ・バーズの67年のアルバムの紙ジャケ・リマスター盤。内容は97年リマスター盤と同じでボーナス・トラックを6曲収録。前作でジーン・クラークが脱退し、ロジャー・マッギン色が薄まり、クリス・ヒルマンとデヴィッド・クロスビーの個性が強く出たきたアルバムだ。ディラン作の9曲目以外はすべてオリジナル曲で勝負、1曲目の混沌さが示すように、エフェクトや逆回転など、今までにないサウンドを展開しているのも特徴。だが、全体的には散漫な印象もある。クロスビー作(6、8曲目)は彼らしいルーズな曲で、そのままCSN&Yに直結しそう。ヒルマン作はカントリー色が濃い。マッギンはと言えば、9曲目で相変わらずのディランぶりを披露しているが、影は薄い。注目はボーナス・トラックの、その「My Back Pages」のオルガンを前面に出した別テイク。正規ヴァージョンより素晴らしい出来でバーズ・ファンは必聴。この曲だけでも買う価値あり。でも、この紙ジャケ・シリーズはすべてシングル・ジャケだし、デザインも凝ったものではないので、バーズ・マニア以外はあまり必要ないように思えるが。
Moon Safari
Virgin
Virgin
フランス代表2人組み「AIR」と書いて「エール」と読みます。
映画「ヴァージンスーサイズ」のサントラも手がけた彼らの1st.アルバム。彼らのアルバムの中では一番ポップ and メロディアスで、心地良さがあります。1枚のアルバムとしてかなり良い出来ですが、その中でも特に 02.SEXY BOY と 06.REMEMBER は一聴の価値あり!です。
映画「ヴァージンスーサイズ」のサントラも手がけた彼らの1st.アルバム。彼らのアルバムの中では一番ポップ and メロディアスで、心地良さがあります。1枚のアルバムとしてかなり良い出来ですが、その中でも特に 02.SEXY BOY と 06.REMEMBER は一聴の価値あり!です。
ブックエンド(紙ジャケット仕様)
Sony Music Direct
Sony Music Direct
世界をかけめぐったS&G再結成のニュース。そのニュースにあわせたかのような、紙ジャケットのオリジナル盤発売。ジャケットは、S&Gなどこの時代のアルバムにとって、作品そのものであり、紙ジャケット使用は、CDの良さを改めて感じさせてくれる。
このCDの特徴は、LPのA面にあたる①から⑦がブックエンドのテーマに挟まれながら、子どもー人生への迷いの時期ー夫婦ー老人といった人の人生を振り返っている。この①~⑦だけでも十分に魅力ある作品。
名曲だけを知っている人にも是非S&Gの魅力を知って欲しい。
また⑧以降は、ヒット曲のオンパレード。あのギターとボーカルが絡み合う「ミセス・ロビンソン」、リズミカルに人生を前向きに生きることをS&G独特の手法で伝えてくれる「冬の散!歩道」など、ボリューム満点。名盤は数多くありますが、人生そのものを振り返らせてくれるこのCDのような壮大かつ心温まるCDは、数少ない。S&Gのことを知らない人も、この機会に心温まる音楽に触れたい人も是非お勧めしたいCDです。